ども!ふくとです(@fukuto2)
最近、成長が実感できずにモヤモヤする…
「自分はこのままでいいのか?」
という疑問が頭によぎっていませんか?
今やっていることや仕事に関しては嫌ではない。むしろ好きな方。
でも最近、不完全燃焼感がどんどん膨らんでいる。
サボっているわけではないけど、全力を尽くしていない。
一番頑張っていた頃と比べると70%くらいの力しか出していない感覚…
少しでもこの状態に当てはまっているなら、、、今、脳内で、新しいことを学ぶ準備ができていない可能性が高いかもです。
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Contents
成長が実感できない理由は脳に関係していた。
人間は、できないことができるようになったり、新しいことを学ぶことで、「成長した」という実感を得ます。
数学の問題が解けるようになった時、サッカーでゴールを決めれた時、お金を稼げるようになった時など、色んな場面で成長って実感できますよね。
でも、ある一定の期間をすぎると、成長実感がパタッと感じれなくなることがあります…
「最近の自分、昔に比べて成長してないかも…このままで良いのか?」
そんなモヤモヤを感じるようになった時は、すでに成長を実感することが少なくなっている状態と言えるでしょう。
では、なぜ成長が実感できなくなるのでしょうか?
その答えは、脳に関係していました。
脳には、2つのマインドセットがある
スタンフォード大学・心理学者のキャロルドゥエック博士の研究によると、脳には、2つのマインドセットがあるそうです。
①「Fixed mindset=硬直マインドセット」⇛人間の能力は、遺伝や環境によって既に決まっていて、変えることができないというマインドセット
②「Growth mindset=しなやかマインドセット」⇛人間の能力は、努力で次第で伸ばすことができるというマインドセット
成長を実感できなくなっている時は、硬直マインドセットになっている可能性が高いと思います。
①脳が「硬直マインドセット」になっているタイプ
硬直マインドセットの人は、
✔知能や人間の資質は、一定で変化しないと考えている
✔他人に自分の有能さを示すことばかりに心奪われている
✔自分が他人からどう評価されるかを気にする
などが当てはまります。
②しなやかマインドセット
一方で、しなやかマインドセットの人は、
✔持って生まれた才能は、一人ひとり違うが、努力と経験を重ねることで、誰でも伸びると思っている
✔現時点での自分の能力のなさをありのままに受け入れることができる
✔自分を向上させることに関心を向ける
などの特徴があります。
もう少し詳しく見てみましょう。
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硬直マインドセットの人はこんな人
硬直マインドセットの人は、自分が成長することよりも、自分は特別だということや人よりも優れていることを証明したがる傾向があります。
なので、成長することよりも、成功することに執着をします。
そして、多くの人が、本気で努力をすることができません。
理由は、硬直マインドセットの人は、”才能に恵まれている人に努力は不要”と思っているから。
そして、努力をすればするほど、失敗したときの言い訳ができなくなることから、自分を守るために、努力をすることを避けるようになります。
失敗した時に「頑張ればできたはずなのに」という言い訳ができなくなるので、努力することから逃げるのです。
硬直マインドセットの弊害
硬直マインドセットの人にとっては、結果がすべてなので、失敗したり、1位になれなかったりすると、それまでの努力が水の泡になります。
そして頑張った自分に対して「終わった」「自分なんて価値がない…」と思う傾向にあります。
その他にも、硬直マインドセットの人は、自分よりも劣っている人と比較して優越感を得ようとする傾向にあるという研究結果も出ています。
そのため、常日頃から考えていることも、自分や他人の評価・品定めばかりするようになるらしいです。
そうやっていくうちに、どんどん挑戦の機会などを逃して、
最終的には高くなったプライドを守ることだけを考えてしまうのが硬直マインドセットの人の特徴でもあり弊害でもあります。
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成長する人のマインドセット(しなやかマインドセット)
一方で、成長する「しなやかマインドセット」を持っている人は、成功よりも、成長に目的を置いており、日々努力を怠らないことが特徴として挙げられます。
スポーツ選手だと、本田圭佑選手などが当てはまります。
自ら進んで、困難に挑戦するだけでなく、それを糧にしてどんどん成長していく。
硬直マインドセットの人が、自分の弱さを認めるのが怖くて、努力を怠ることに対し、
しなやかマインドセットの人は、「やりたいことが実現できるチャンスが有るのに、何もせずにいるなんてもったいない」と考える。
「やればできたのに」と思うほうが、よっぽど辛いと感じるのです。
しなやかマインドセットの人はこんな人
スポーツ選手で例えると、マイケル・ジョーダンも「しなやかマインドセット」の持ち主だったそうです。
このタイプの選手は、自分の成長を信じているため、どんなに厳しい現実にも直視できます。
自分がおかした失敗であっても、真正面から受け止めつつ、一方で、最後には必ずできるという確信を失わない特徴を持っています。
彼らは、失敗する時は失敗すると考えており、「この失敗から何を学べるだろうか?この教訓をどう活かそうか?」といつも考えて、成功への糧としています。
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2つのマインドセットの違いはどこからきたのか?

2つのマインドセットの一番の違いは、「人は変われると信じているかどうか」だそうです。
一方は、知能や才能は、生まれ持ったものだと考え、自分の能力を誇示することに関心を寄せます。
もう一方は、人間は成長できる生き物だと考えており、今は成果をあげられない状況でも、努力をすれば、いずれは結果がついてくると信じています。
ほとんどの人が両方もマインドセットを持っている
単純にふたつに分けて、説明してきましたが、あなたはどちらのマインドセットに近かったですか?
実際には、ほとんどの人が両方のマインドを持っていると言われています。
なので、どちらのマインドセットに近いのか?傾向があるだけなんです。
なので、日々意識していないと、しなやかマインドセットの人も、硬直状態になる可能性がありますし、
逆に硬直マインドセットの人が、しなやかマインドセットに変わることもできます。
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成長実感がないのは、硬直マインドセットだから
冒頭の内容に戻りますが、今やっていることや仕事において、成長実感が持てない場合は、硬直マインドセットになっている可能性が高いと思います。
ある程度の成績を残していたり、ある程度の地位や知識を持っていることで満足していませんか?
昔に比べて、新しいことに挑戦することのが怖くなっていたり、学ぶことが面倒くさいと感じている場合は、硬直マインドセットになっている可能性が高いと言えるでしょう。
成長実感が感じれないなら、この1冊を読もう
では、硬直マインドセットの人は、どうすれば変わることができるのか?
そういった疑問を解消してくれるのが、この本です。
タイトルが『マインドセット「やればできる!」の研究』という自己啓発書っぽいタイトルなんですが、
中身自体は、研究結果で裏付けされている内容ばかりです。(ビル・ゲイツも絶賛してます)
あと、この本の良いところは、硬直マインドセットの人にとって痛いことがズバズバと書かれている一方で、
毎回の章末に「マインドをしなやかにするには?」という提案があるので、マインドセットを変えるきっかけを得られるところにもあると思います。
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あなたはどちらの道を選びますか?
このまま、今やっていることに対して、成長実感を感じることなく、毎日同じような日々を過ごすのか。
それとも、「Growth mindset=成長マインドセット」を手に入れて、日常をチャレンジングな毎日に変え、成長実感を感じれる毎日を過ごすのか。
どちらの道に進むのも、あなたの自由です。
今、行動して変わるか、そのまま変わらない日々を送り続けるか、あなたにとって良いと思った道を選択してください。
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