日本人の自己肯定感が低い原因は「恥の文化」にあった?

ども!ふくとです(@fukuto2)

今びっくりしてることがあるんですけど、、、、

日本人、自己肯定感低すぎませんか?

・・

・・・

一般的に日本人は、外国人と比べても、自己肯定感が低いと言われていまして、

「13歳〜29歳の若者の50%以上は、自己肯定感が低い」というデータも内閣府から出されています。

 

やばくない!?ってかなんで!?!?

ということで、なんで、日本人の自己肯定感が低いのか、考えてみました。

 

日本人の自己肯定感が低い原因は、様々ですが、僕は日本の「恥の文化」が日本人の自己肯定感を低くしているのではないかと思っています。

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自己肯定感とは?

ってか自己肯定感って何よ?ということのおさらいです。

自己肯定感とは
自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉です。 – 出典 実用日本語表現辞典

日本人の自己肯定感は、世界的に見ても低い

データから見る日本人の自己肯定感の低さ

内閣府が行った「日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査」によると、

「自分自身に満足している」と回答した割合は、

アメリカ・・・・・86.0%
イギリス・・・・・83.1%
フランス・・・・・82.7%
ドイツ・・・・・・80.9%
スウェーデン・・・74.4%
韓国・・・・・・・71.5%

日本・・・・・・・45.8%

と、自分自身に満足している日本人はたったの4割台半ば。

諸外国と比べても、ダントツで日本人の自己肯定感が低いのがわかります。

【自分には長所があるか?】という設問に対しても

【自分には長所があると回答した割合】

アメリカ・・・・・93.1%
ドイツ・・・・・・92.3%
フランス・・・・・91.4%
イギリス・・・・・89.6%
韓国・・・・・・・75.0%
スウェーデン・・・73.5%

日本・・・・・・・68.9%

欧米諸国や韓国に比べて日本人は、低くなってます。。。

これら2つの質問から、日本人が自己を肯定的に捉えている人の割合が低いことがわかります。(※内閣府の調査より)

日本人高校生も自己肯定感が低い

2014年に国立青少年教育振興機構が高校1年生〜3年生を対象に行った調査によると、

【私は人並みの能力があると回答した割合】

アメリカ・・・88.5%
中国・・・・・90.6%
韓国・・・・・67.8%

日本・・・・・55.7%

自分の能力に自信を持てている日本人高校生が圧倒的に少ないのがわかります。

逆に【自分はダメな人間だと思うことがある】という設問に対しては

【自分はダメな人間だと思うことがあると回答した割合】

日本・・・・・72.5%

中国・・・・・56.4%
アメリカ・・・45.1%
韓国・・・・・35.2%

諸外国に比べて、自分をダメだと思っている高校生が多すぎるという(笑)

日本人の自己肯定感がめちゃくちゃ低くないですか!?

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日本人の自己肯定感が低い2つの原因とは?

では、なぜこんなにも日本人は自己肯定感が低いのでしょうか?

それには理由が2つあると考えられます。

1.日本の学校教育が自己肯定感を下げている?

例えば、学校の成績を思い浮かべてみてください。

国語 5
数学 5
理科 4
社会 2

仮にこれがあなたの成績だとした場合に

「5」を取っている教科があっても

「いいね!じゃあ後期からは、もっと国語や数学を伸ばしていこう!」

というより

「2」を取ってしまった教科に対して

「他の教科は出来が良いから、次は社会をもっと頑張って取り組んでみよう」

と言われがちですよね。

 

つまり、日本の学校教育は、強みを生かすことよりも、弱みを克服することに重点が置かれているんです。

日本では「最も成長の余地があるのは、その人の一番弱い部分である」という認識もあるほど。

 

生徒の「できること」を誉めて、伸ばすというよりも、

「できないこと」に着目して克服していこうという考え方、、、

これが良い悪いというわけではありませんが、

日本の教育を受けていると、自然と「できないこと」に意識がいくようになってしまうのです。

なので、上記のように多くの高校生は、「自分は能力がある人間だと思えない」「自分はダメな人間だと思うことがある」と答えてしまうのですね。

こういった教育によって、多くの日本人は「常に自分はできないことがある」という意識を持つようになり、自己肯定できない人が増えてくるんだと思います。

2.「恥の文化」が日本人の自己肯定感を下げている

そして、もう一つ、自己肯定感を下げている原因が「恥の文化」という考え方です。

「恥の文化」は、アメリカの文化人類学者のルース・ベネディクトという女性が、日本人の国民性を研究して出てきた考え方です。

 

ベネディクトは、西洋の文化は「罪の文化」であるのに対して、日本人の文化は「恥の文化」であると規定しました。

西洋人がもつ「罪の文化」とは?

罪の文化とは
宗教などの行動規範に反しない限り、心は清澄。

規範に反すると、強い罪の意識を持つこと。

例えば、キリスト教を信じている欧米人だと、行動の規範には宗教の戒律があり、その戒律を守れば、OK。

逆にそれに反すると強い罪の意識を持つというイメージ。

つまり、西洋人の行動規範は、神が判断基準になっているという考え方です。

 

日本人のもつ「恥の文化」とは?

一方、日本人が重んじる「恥の文化」とは、「他人に笑われたくない」「恥をかきたくない」というのが行動の規範になっています。

恥の文化とは
多神教の日本では、神や仏の意識はそれほど強くはありません。

その代りに強く意識するのは世間の目。

狭い日本、同じ価値観を持った、多くの人間の中で生活していくので、常に他人の目を意識しないわけにはいきません。怖いのは神や仏ではなく、他人の目であり、他人の口になる。

例えば、電車の中でマクドのポテトを食べるかどうか?という議論も、

西洋の場合だと、匂いを気にせず食べるけど、日本人は、周りの目を気にするので我慢をする。といったイメージ。

日本人は、自分が恥をかくことを恐れるため、行動規範が周りの目や世間体になるという考え方です。

 

西洋の人が神を基準に行動規範を持っているのに対して、

日本人は「世間がそれをどう思うか」という基準で自分の行動を決めているのです。

これが「罪の文化」と「恥の文化」の大まかな違いです。

 

「恥の文化」と日本人の行動規範から分かること

Photo by Aarón Blanco Tejedor on Unsplash

つまり、

外国人には、キリスト教などの戒律という明確な判断基準がある一方で、

日本人には、法律以外の明確な判断基準が存在しません。

そのため、外国人の場合は、戒律を破らない限り、何をしても自分を肯定し続けることができます。

でも、日本人の場合は、世間が自分の行為を「良し」としてくれない限り自分を肯定できない。という風になるのです。

「世間がどう自分を見るかが変われば、自分が自分をどう見るかが変わってくる。」

なので、自分を肯定できるかどうかは、世間の評価や周りの目が決めることになります。

 

もちろん、自分の価値観をしっかり持って、周りの目などを気にしないという人もいます。

でも、自己肯定感が低い人の多くは、周りの目や世間体を気にしすぎる傾向にあると思います。

①同じ行動をしても、自分の周りや世間の反応次第で、自分自身への評価も変わってくる。

②日本の教育的に、「できないこと」ばかりに目を向けられてしまう。

これらが重なって、日本人は自己を肯定をすることができなくなってしまうんですね。

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自己肯定感を高めるためにはどうすれば良いのか?

Photo by Jewel Mitchell on Unsplash

では、自己肯定感を高めるためにはどうすれば良いのでしょう?

答えは2つあると思っていまして、

1つは、世間に認められるように努力をすること。

もう1つは、自分自身の中に明確な基準を持つこと。

かなと。

1.世間に認められるように努力をすること。

日本人なので、周りの目や世間体が気になるのは仕方ありません。

そしてそこからの評価に依存してしまうのも仕方ないでしょう。

なので、この際割り切って、世間や周りの人に認められるように頑張る。認められるような結果を出す。

っていう選択肢が、自己肯定感を高める方法の一つとしてあると思います。

2.自分自身の中に明確な基準を持つこと。

もう一つが、自分自身の中に明確な判断基準を持つという選択肢。

これは、西洋人の考え方を借りる考え方で、自分が自分を肯定できるように明確な基準を設定するという方法になります。

簡単に言うと、確固たる価値観を作るということですね。

自分がカッコ良いと思う生き方や、価値観を作って、その基準に当てはめて自分を肯定していけば良いってことです。

1番目のやり方は、「世間」という自分ではコントロールできないものが判断基準になっていますが、

2番目のやり方だと、自分自身でコントロールできるので、2番目のやり方の方が自己肯定しやすくなると思います。

日本人の自己肯定感が低い理由まとめ

Photo by Hutomo Abrianto on Unsplash

昔働いていた会社で、初めて日本人の自己肯定感の低さを知り、とても驚きました。

当時は、その原因がなぜなのかわかりませんでしたが、

日本の「教育」や「恥の文化」がどうやら関わっているようで、自分の中で腑に落ちるものがとてもありました。

これらを踏まえて、日本人が自己肯定感を上げるためには、自分軸を持って、かつそれを肯定してくれる人と一緒に過ごすことなのかな、という結論になります。

今自己肯定感が低い人に向けて、自己肯定感を上げられるような記事にはなっていませんが、何かしらの新しい発見があれば幸いです。

ではでは!

 

ABOUTこの記事をかいた人

未だ人生の中で同名に出会ったことがない”ふくと”という名前を持つ大学生。アフィリエイトの最高月収は23万。TOEIC925点。世界25カ国の渡航経験と米国留学経験があります。純ジャパですが、顔が”東南アジア系ハーフ”とよく間違えられます。