なんてこと思ったことありませんか?
登山初心者の方でも、シューズ選びの際に「これだけ抑えておけば大丈夫!」3つのコツをお伝えしたいと思います。
これさえ知っておけば、メーカーを選ぶ際に迷うことはなくなりますし、条件を満たしたシューズで好きなデザインを選べちゃいます!では、早速行ってみましょう。
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Contents
登山靴の3つの種類を知ろう(基本)
ハイカット

画像:http://garmont.jp/products-post/pinnacle-gtz/
くるぶしまでしっかりとホールドされたハイカットシューズは、足場の悪い登山道や急斜面の岩場などでも安定感抜群。
最大の特徴はなんと言っても、捻挫をしにくいこと。山登りでは、(特に下りで)コケたり躓いたりします。ハイカットなら、コケても高確率で捻挫を防止してくれるので、とても便利。
テントを担いでの登山や縦走登山をするなら、ハイカットを買っておけば間違いないでしょう。
ただし、、、ハイカットはなんと言っても値段が張ります。購入の際は、自分のレベルと登る山をショップ店員さんに伝えて、一緒にシューズを選ぶのが良いと思います!
ミドルカット

画像:http://garmont.jp/products-post/mystic-mid-surround/
ハイカット程ではありませんが、足首をほどよくホールドしながらも、可動域が広く動きやすいのが特長。
日帰り登山、テントを持たない山小屋泊の登山、積雪期以外の登山向きのミドルカット。ソールも適度に固いので、傾斜の少ない道から岩場歩きまで幅広く使えます。
富士山登山へはこのタイプが一番すすめられるそう。値段もお手頃なので、初めての登山靴はミドルカットで問題ないと思います。僕はミドルカットでキリマンジャロ登頂を目指します!
ローカット

画像:http://garmont.jp/products-post/sticky-weekend-jp/
スニーカーとほとんど形状が変わらないローカット。グリップ力の強いソールが使用されており、荷物の少ない日帰りかつ低山登山に向いています。
くるぶしまで覆われてないので、軽くて、傾斜の緩い登山道、湿原の遊歩道などではとても歩きやすいシューズです。
ただ、ハイカットやミドルカットに比べると、捻挫しやすいので、登る山と自分のレベルを考慮しながら登山靴を選ぶようにしましょう。
初心者に知ってほしい「登山靴のサイズの選び方」
登山靴はなんと言ってもフィット感が大事です。メーカーよりもフィット感を重視して靴選びをしていただきたいのですが、フィットする際に大事なのが、サイズです。
特に高山を登る際は、足がむくむこともあるので、そういったことも考慮しながら選んでいきます。
①靴の先端につま先が触れるまで足を入れる

画像:www.geocities.jp
サイズを測るときは、トレッキング用のソックスを着用しましょう。
普段履いている靴のサイズの0.5~1.0cm大小くらいの靴を用意してもらい、履きます。そしてつま先をトントンして靴の先端につま先が触れるようにしてください。
②その状態で、かかとに指1本分の隙間があるか確認

画像:https://garmont-style.shop-pro.jp/?mode=f7
その状態で、かかとに指1本分の隙間があるかを確認します。標高が高いところでは、足がむくんだりもするので、こういったことも考慮して、1cm程の余裕が必要になります。
指1.5~2本くらい入るとサイズが大きい可能性が高いので、一つ小さいサイズを用意してもらいましょう。
③靴紐を結んで、店内を歩いて履き心地を確かめてみましょう

画像:https://www.goo.ne.jp/green/column/yamahack-72.html
靴紐をしっかりと結んで、店内を歩いてみてください。靴の中で爪先側に足先が当たったり、かかとが浮いてしまったりしないかしっかりチェック。
かかとが浮く感覚がある場合は、サイズが大きい可能性が高いです。1サイズ小さい靴も試してみると良いと思います。
かかとが浮く感覚もなく、違和感なくフィット感を感じれたら、Goodなサインだと思います。メーカーよりもフィット感、安心感が重要です。
もし少しでも気になる点があれば店員さんに相談してくださいね。違和感を残したまま購入するのはのちのち不安要素にもなるので。
登山初心者に嬉しい豆知識

3ステップで靴のサイズを選ぶ方法をお伝えしましたが、最後にひとつだけ登山で使える豆知識を。
ハイカットやミドルカットのシューズを履かれるときは、上りは足首まで靴紐を締めず、下りはガッチリ足首のところまで紐を結んで履いた方が良いらしいです。
上りのときは、可動域を広く保つために足首までホールドする必要がありません。逆に下りでは、足の疲労がピークに達しているので、捻挫や転倒の危険性が高まります。なので、ガッチリホールドをすることで怪我の予防につながるそうです。
僕も店員さんに初めて聞いたので、さっそくキリマンジャロで実践してみたいと思います。