キャリアの意味とは?就活生が誤解してしまいがちな「キャリア」の定義について考えてみる

 
 
「キャリア」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
 
あなたにとって「キャリア」とはどのような定義でしょうか?
 
 
僕は大学4回生なのですが、就活をしていた頃によく聞かれたのが「キャリアプラン」
 
 
あなたがこの会社に入った時のキャリアプランを教えてください。
 
5年後、10年後、どんなキャリアを歩んでいきたいの?
 
 
このような質問を受けていましたが、
 
今になって思うことは、そもそも「キャリア」の定義をきちんとせず、なんとなく自分が考える ”キャリアらしきもの” について考えて、答えていたなということです。
 
 
ですが、幸いなことに最近「高校生のキャリア教育」の一環として授業を作る立場にならせていただいており、「キャリアとは何か?」という問いについて考える機会がとても増えました。
 
 
そんなときに、気づいたのは『あ、今まで自分は”キャリアらしきもの”について考えていただけで、「キャリア」については考えられていなかったかもしれない』と思うようになりました。
 
 
簡単に言うと、現時点での自分にとっての「キャリア」というものの定義が明確になり、それゆえに「キャリア」について改めて考えられるようになりました。という記事です。
 
 

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キャリアという言葉を、勘違いしていた就活時代

 
就活をしているときの僕は、
 
 
・どこの会社に入るか
・なぜその会社に入るのか
・その会社に入ったら何がしたいか
・世の中にどう貢献したいかとか
・10年後はどんな状態でありたいか(役職等)
 
 
基本的に「仕事」についてだけを考えていました。
 
もともとキャリアプランとかを考えるのが苦手なタイプで、というか考えたところで、未来のことなんてわからん&その通りにならないと思っているのですが、
 
僕が就活中に考えていたキャリアプランというものは、狭義のキャリア(キャリア=仕事)についてでした。
 
自分はどんな仕事がしたいのかとか、仕事を通じて何を達成したいのかとか、「仕事」についてしか考えてなかったんです。
 
 

そもそもキャリアの定義が曖昧だった。

 

 
そもそも僕には「キャリア=仕事」というイメージがあり、仕事の話をするときにしかキャリアという言葉も聞いたことがありませんでした。
 
ただ、「キャリア」の定義はそんなに曖昧なものではないな、と最近思い始めてきました。
 
 

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キャリアの意味とは?

 

 
厚生労働省職業能力開発局「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書において、「キャリア」は次のように定義されています。
 
 
「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」、「発展」さらには、「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念として捉えられる。
 
 
要するに、キャリアとは、時間的持続性ないし継続性を持った概念」であることであり、就職・出世・現在の仕事等の点や結果を指す言葉ではなく、働くことに関わる「継続的なプロセス(過程)」と、働くことにまつわる「生き方」そのものを指すそうです。
 
 
この文章を見てみると、「キャリア=仕事」と置くことが完全に間違っているわけではなく、結局キャリアというものは、働くことにまつわるらしいです。
 
 
ただ、「キャリア」とは、狭義の「働くこと」と広義の「生き方」とも位置づけられると思いました。
 
 
なので、キャリアを考える時は、両方のキャリアについて考える必要があると考え直しました。
 
 

僕が納得した「キャリア」の定義

 
とはいえ、「キャリア」の定義は人それぞれなので、これだけが正しいというわけではないとも思ってます。あくまで考え方なので。
 
 
そこで、僕なりに今の所しっくり来ている「キャリア」の定義が「人が生涯を通じて担う様々な役割の連続」という考え方です。
 
 
働くことは人生における重要な役割ですが、同時に人は、地域社会、家庭で生活し余暇を過ごしています。
 
これらの社会的な多重の役割を通して「これからどう生きたいのか」を考えることがキャリアを考えることだと思いました。
 
 
キャリアの語源の通り、「人がたどる行路やその足跡、経歴」というように、キャリアは積み上げられていくことには変わりがありませんが、その積み重ねは、仕事だけでなく、私生活や家族との関わり方など多岐に渡っているということです。
 
 
そこで必要になってくる問いが、
 
 

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どんな生き方をしたいのか?

 
 
よく僕たち就活生は、どんな仕事をしたいのか?どんな働き方をしたいのか?という問いを立てがちですが、実は、どんな生き方をしたいのか?という問いを考えることも大事だなぁと。
 
 
「どんな生き方がしたいのか?」という「生き方」の中に「働く」があって、そこになって初めて「どう働きたいか?」「仕事を通じて何をしたいのか?」という問いが必要になってくると思いました。
 
 
つまり、キャリアを考える時は、まずは「生き方」について考えることが必要なんだなと。
 
 
ただ、「生き方」を考えるためには「働く」を考える必要があるので、その2つを行ったり来たりしながら、考えることがキャリアを考えることになるのかな、と思いました。(ややこしい)
 
 
 

就活で企業は「生き方」を聞いてくれない(当然ですが)

 
 
就活をしていると、当然ですが「生き方」について聞いてくれる企業はほぼありません。(もちろん、聞いてくれる企業や人はいますし、僕も聞かれました。)
 
 
というのも、企業で働いている以上、そこで重視されることは主に「働くこと」であるため、会社の目標に対して走るのが普通だからです。そこに出てくる就活生への問いは、おのずと「働くこと」にフォーカスされた「キャリア」について。つまり狭義のキャリアになってしまうことは避けられません。
 
 
なので、そこで聞かれるキャリアプランなども、「働き方」についてのキャリアプランになってしまうわけです。
 
就活を通してある程度までの狭義のキャリアについては答えられるようにはなりますが、「生き方」の広義のキャリアまで答えを出すことは容易ではありません。(と感じています)
 
 
なので、僕たちはもう一度、広義のキャリアについても、狭義のキャリアと同じくらいに考える必要があるのかな、と最近感じています。
 
 

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広義のキャリア「生き方」について考えるにはどうすれば良いか?

 

 
では、どのようにして「生き方」という大きな問いについて考えていけば良いのでしょうか?
 
 
「どのように生きていきたいか?」という問いへの答えは、年齢や原体験、立場や役割などに影響を受けやすいため、一生変わり続ける可能性が高く、答えを出すまでにも様々な経験が必要になってきます。
 
なので、すぐに答えは出ないと思います。
 
 
ただし、この答えに限りなく近づいていく方法も、あると思っています。
 
 
それは、仲間を作ることではないかと。
 
 
友達でも会社の上司でも、誰でも良いと思います。そういった人たちと日々自分の考えを話し合ったりする先に、徐々に答えが見えてくるんじゃないかと思っています。
 
 
自分はどうなりたいのか?どうありたいのか?を問い続け、行動してフィードバックをもらってまた行動する的な。
 
 
その先に答えが見えてくると言うか、その繰り返しこそがキャリアを作っていくのではないでしょうか。
 
 
きっと、自分のキャリアとかに関して真剣に考えている人は、日々努力していたり、何かしらのなりたい像がある人だと思うので、そういった人同士で切磋琢磨しあって、語り合う先に見えてくるのではないでしょうか。
 
 
僕も様々な人との対話の中で、徐々にですが、こういう生き方をしたいかなぁ。と思う像が見えてきました。ただ、言語化できていない部分が多く、感覚で感じているところです。(意味がわからないかも知れませんが)
 
 

まとめ

 
まとまりがなくなってきたので、無理やりまとめに入ってみますが、とりあえず、「キャリア=仕事only」と偏った感じで考えていた自分でしたが、最近はもう少し広い視野を持ってキャリアを考えるようになりました。ということです。
 
 
就活中にも「どう生きたいか?」ということを考えてはいましたが、これほどまでに深くは考えられていませんでした。
 
 
それもこれも、「高校生にキャリア教育をする」といった機会を設けられたので、たどり着いたのかも知れません。(12月に母校で授業をすることになっています。僕は企画・運営側ですが)
 
 
あとは、人生=仕事だ!くらいの勢いの人ほど、キャリア=仕事になってしまう傾向があるのではないかと、勝手に推測しておりますので、広義のキャリアや「生き方」とかについて考えてみると、新たな発見が合ったりするかもですね。
 
 
 
長々と書きましたが、結局は、こういう話を見つけられる仲間を見つけよう。そして、自分のなりたい像に向かって日々楽しく、みんなで切磋琢磨しながら頑張って行こうぜ!ってことです。
 
 
以下、参考にした本というか、キャリアについて考える上で、個人的に面白かった本です。
 
キャリアの計画的偶発性理論について。
「未来はこうして考える」これからの時代を生きるために大事なこととは。
 
 
※ちなみに、キャリアの考え方には、① 仕事における経験・スキル・知識などの個人の能力セット、② 転職回数・社歴・経歴といった人材市場情報、③ 生き方・働き方など人生をどう過ごしたいのかという人間性 の3つがあると定義づける人もいますし、考え方は様々です。
本記事では、僕が勝手に気ままに考えたキャリアについて書かせていただきました。
 
 
参考記事:
①「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書 https://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/07/h0731-3a.html
②http://pras.wp-x.jp/?p=1154
③https://www.manpowergroup.jp/column/career/140620_01.html 
 

ABOUTこの記事をかいた人

未だ人生の中で同名に出会ったことがない”ふくと”という名前を持つ大学生。アフィリエイトの最高月収は23万。TOEIC925点。世界25カ国の渡航経験と米国留学経験があります。純ジャパですが、顔が”東南アジア系ハーフ”とよく間違えられます。